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どうしてCTEPHになるの?

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CTEPH(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)について

どうしてCTEPHになるの?

現在、原因解明が進められています


CTEPHの症状

CTEPH(chronic thromboembolic pulmonary hypertension:慢性血栓塞栓性肺高血圧症(まんせいけっせんそくせんせいはいこうけつあつしょう) ) がなぜ起こるのか、その原因は詳しくは分かっていないのが現状です。突然、呼吸困難やショックなどを起こす急性肺血栓塞栓症の患者さんが、CTEPHに移行(反復型(はんぷくがた)といいます)したり、明らかな症状がないままCTEPHになる(潜伏型(せんぷくがた)といいます)場合も多くあります。
また、血栓ができやすい病気には、血液が固まりやすくなる血液凝固異常(けつえきぎょうこいじょう)や心臓病、悪性腫瘍(あくせいしゅよう)(がん)などがありますが、CTEPHの患者さんは、こうした病気を持たない人が少なくありません。 血栓を溶かす身体機能の低下や、何らかの遺伝子が関わっている可能性もあります。 CTEPHは、現在さまざまな研究が続けられており、今後、解明が進むと期待されています。

※静脈などでできた血栓が血液に流され、肺の血管に詰まる疾患。一般にエコノミー症候群ともいわれる。